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声の導き

依存する人

2022.10.08

みなさま、いつも大切な時間とご縁を頂き、ありがとうございます。

今回は、依存する人について、その特徴を見ながら、自分で自分を不幸にしない生き方についてお話ししていきたいと思います。

まず、依存する人とは、

→ いつも現状に満足せず、

→ 「どうせ私なんて…」と自分を過小評価し、

→ 反面、表現は控えめながらも、自分は一生懸命がんばっている、のアピールが多く、

→ 人の助言はほとんど受け入れられない。


とにかく、自分が理解されない、評価されないことに悩む傾向のある人です。

が、同時に、
「自分は人とは違う」とも考えています。

何かを見聞きすれば、すぐに悪い方に捉え、ネガティブな想像に結びついてしまう、否定的思考に支配されています。


自分に自信はないけれど、認められたい。

人の話より、自分の話を沢山聞いてほしい。


かなり複雑で、かつ矛盾も抱えているのですが、本人にその自覚はありません。

そして、

→ 常に人の目が気になります。

→ 人から心配されることを好みます。


人当たりは良く、誰とでも仲良くなれる性質ではありますが、つい自分の話、特に苦労話を延々と続けてしまうこともあります。

結果、

友人やお付き合いしている方が、少しずつ離れていってしまいます。

また、仲良くなれても長続きせず、親しい人が短期間で変わることも多いです。


そして常に「自分はこんなに力を尽くしているのに、分かってもらえない」と、落ち込むことを繰り返しています。


このタイプの方に必要なことは、まず客観的に自分や物事を見て、判断することなのですが、

主観と感情論からの決めつけ思考が強く、
なかなか発想を変えられません。

時に「私さえ我慢すれば」のような、自ら不幸を背負い込むような言動が増えてくることもあり、

自分を理解しない、周囲の人たちに苦労している、と嘆くことを繰り返してしまうのです。


自分を変えない、自身の主義主張を貫く意志の強さは、本来は長所ですが、

過度なこだわりや、固執に変わってくると、孤立を招きます。


依存する人とは、
満たされない人でもあります。

努力はするものの、
その範囲を自分で限定します。

試す前から、
未来の可能性を否定しがちです。

「周りが変われば」
「誰かが◯◯してくれたら」
と、他者の行動に期待します。


つまり、自らの環境改善を自分以外の何かに求め、頼ってしまう人なのです。


ですが、願望に浸っているだけで、思い通りに他人や環境が変わる可能性は、限りなく低いです。

まずは依存思考のループから抜け出すため、

→ 強い承認欲求を手放すこと

→ 他人の評価を追い求めることをやめ、

→ 過度に自分以外の何かに期待しない。


自分が自分を変えないように、
他人も簡単には変わらない、

これらのことに、
"自分で" 気づかないと、

楽しくない、
辛い状況が常態化してしまいます。


理解されない、
変わらないことに慣れて卑屈になる前に、

自分の "正しさ" を見直す必要があるのです。


いったん内面の問題に気づくことさえ出来れば、強みであるブレない意志を活かし、軌道修正も叶います。

このタイプの方に、私は時間をかけて、自問自答を繰り返して頂いています。

いつも人がどうしているか、ばかり見ている目線を、自分に戻して頂きます。

自分にも他人に対しても、

"出来なかった" 事より、
"出来た" 事に目を向けるよう、意識を変えて頂きます。


行動習慣が変われば、依存のループから抜け出す糸口も見つかります。

自分を幸せにするのは、
他の誰でもない、自分なのだと気づく時、

依存する人は、

自立した人、に変わります。

山吹

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