自分への評価と暗示

2022.10.25

みなさま、いつも大切な時間とご縁を頂き、
ありがとうございます。

今回は、自分自身への適切な評価と、気の流れを高める暗示についてお話ししたいと思います。

まず最初に質問からですが、

① 貴方はご自身のことか好きですか？

② 自分の長所を3つ、すぐにあげられますか？

特に①、②のいずれにも当てはまらない、と感じた方にお伝えしたいのが、

自分の長所がちゃんとあるのに、
自分では見つけられていない、認められない、

そのような状態になっていないか、ということです。

いつも漠然とした不安を感じ、人と比べて自分が劣っているような気持ちになることが多いのなら、

はっきり言いますが、その大半は、

貴方自身の思い込み、自分に対する縛りです。

自分が自分に与えた、
過度にネガティブな評価と自信のなさ、
何かに挑戦することへの不安が、

貴方本来の価値と、可能性まで抑え込んでしまいます。

何故そうなってしまうのか？

例えば、自分らしさを全面に出すことで、
人より目立ってしまうことへの恐れ

周りと同じように振る舞わなければいけない、と感じる既成概念や同調圧力

これらを元に生じる摩擦を避けたい気持ちから、

あるいは、

過去に自分の個性や自分らしさを、誰かに冷笑されたり、否定的な言葉を受けた嫌な思い出に、心が囚われた状態から抜け出せていない、ということもあります。

いずれの場合も、まずは他人の評価より、
自分で自分を正当に評価しましょう。

取り上げるまでもない、他人の気まぐれな妄言に、心を乱されることから卒業しましょう。

貴方を大切にする人は、仮に厳しい指摘をするとしても、そこに悪意は含みません。

貴方を大切に扱わない人の、敵意や感情的な批判に心を支配される必要もありません。

その人の言葉が聞くに値するかどうかは、
貴方が決めることです。

周りが支持していたとしても、貴方に合わないものならば、無理に取り入れる必要はありません。

多数派 ＝ 絶対的な正解ではないのです。

加えて、特定の場所での多数派は、場所が変われば少数派どころか、異端になることすらあり得ます。

今は多様性を尊重することが広く支持され、それぞれの個性を相互に認め、短絡的に排除しないことの重要性も、広く知られるようになっています。

とにかく大事なことは、

貴方に関する判断は、
貴方自身のものであり、主導権を持つ。

貴方の生き方、スタイル、方向性も、
貴方が自分に合ったものを自分で決める。

この軸を忘れないでください。

自分にとって、聞くべき意見か、筋違いな非難かを見極め、必要でないものはサラッとかわしていきましょう。

貴方の大切な時間や労力をかけるに値するものを、貴方自身の判断で選別してください。

他者を惑わせることが目的のような人との関わり方については、また別の機会に触れたいと思います。

まずは、貴方が自分の良さ、強みを
"歪みなく" 把握する。

等身大、ありのままの自分と真っ直ぐに向き合い、認めることです。

そして、良いところ、伸ばすべき長所を、集中的に意識しながら日々行動します。

そこから軸が安定し、気の流れも高揚していきます。

最初は戸惑ったり、気が進まないかもしれませんが、その場合は、

「自分は出来る」と、声に出して言い聞かせることにより、後追いで意識も追認してくれます。

肯定の言葉は、その表層を取り込むだけでも、流れをポジティブに向かわせる力を発揮するからです。

そこに気持ちが伴えば、さらに力を増していきます。

まずは自分が自分を鼓舞してみましょう。

物事の運び、流れをスムーズに、そして上昇させる一歩を踏み出すのです。


既にご自身のことを把握出来ている方も、

今までシビアな評価ばかりして来た方も、

自分に相応しい評価と、個性や才能を充分発揮するための暗示の活用で、貴方自身をさらなる高みに導いてくださいね。

山吹