こんにちは、あさひです。
今回は私の中で忘れられない出来事を、書かせていただきます。

小学生の頃、運動場に回旋塔という遊具がありました。柱の頂上から数本のつり輪（円盤型）を下げた遊具です。ただただその円盤にぶら下がってぐるぐる回るという遊具です。

私は回旋塔が大好きで、給食後の長い昼休みにひたすら遊んでいました。

ある日、体調が悪い中気にもせず回旋塔で遊んでいたら円盤を握る握力が限界を迎え、猛烈に回転している円盤から手が離れました。

その瞬間、体が空中に舞い若干無重力で、宇宙を浮いているような体験ができました。実際は吹き飛んだだけです。

偶然にもその遊具は、運動場の隅にありボリュームのある雑草に埋もれただけで済みました。
不思議なことに吹き飛んだ瞬間スローモーションみたいに映像がゆっくりになりました。とても心地よかったのです。

雑草に埋もれたときは、もうかなりの衝撃をうけましたが、なかなかできない経験をしました。

今公園に行くと、子供たちに配慮された優しい遊具や新しいアイデアの遊具がたくさんありますね。

私の経験はただただ、アニメの様に吹き飛んだあさひを想像して頂きクスっと笑っていただけたら（ケガもなく雑草に埋もれただけなので）と思い書きました。

最近は、全く見かけない回旋塔ですが遊具をデザインする方々に不思議な時間をいただけた事に、感謝の気持ちを届けたいです。