見えないもの

2023.01.08

こんにちは、あさひです。
ひょんなことから、脳神経外科で検査をすることになりました。（結果は問題無しでした）

MRIに入り、検査結果まではあっという間でした。
順番になり結果を聞くため、診察室に入ると私の脳の画像が先生のパソコンの画面に、2つ出ていました。１つは脳全体の画像、もう一つは細かい神経回路だけを移した画像でした。説明を受けていた時に私は心の中で、「自分の脳を見るのってすごいなあ神経回路はこんな風になっているんだ」と、見入ってしまいました。その後安心して今を過ごしています。脳は、MRIで脳の神経や画像を見れて、先生が説明してくれます。

しかし「心」は、画像が見れて、先生が説明してくれることはありません。
「悲しい」この気持ちが、心のどこから出ていて原因を教えてくれて、目で見て安心して帰ることができないのです。

いやいや現代ではだいぶ解明されているし、脳の中の感情の回路の分析も、それで生まれたAIも世界にはたくさんあるじゃないですか。と思いますよね。

脳の回路を見ていて、先生がこういう形でこうだから大丈夫ですよ。と話して下さいました。とても安心しました。でも心は、見れるという形が取れないからこそ、不安と共存しながらすごしているんだなあと考えました。私も不安をもって生活しています。誰もが、不安を少しでも抱えながらすごしていると、私は思っています。

だからこそ見えない心に不安が募った時、話したり鑑定をしたりして「安心」してほしいと思います。もちろん「安心」だけではなくよい方向にご案内していける事が、大切だと思いながらこれからも、尽力して参ります。

今回の経験で、そう思えた事は私にとってはとても良い経験になりました。