信じていた人に裏切られた。
大切にしてきた関係を、
一方的に壊された。

「どうして私が、こんな思いをしなきゃいけないの？」

そんな怒りや悲しみを、
どこにもぶつけられずに、
ただひとりで抱えてはいませんか。

1. あなたは悪くありません

まず、どうか忘れないでください。
あなたが傷つけられたのは、あなたに非があったからではありません。

裏切ったのは、相手の選択です。
あなたの優しさや、まっすぐな想いを、
相手が踏みにじっただけなのです。

2. その怒りも、悲しみも、間違っていません

「いつまでも怒っているのはよくない」
「早く忘れなきゃいけない」

そんなふうに思って、
無理に気持ちを抑え込もうとしていませんか？

でも、怒りや悲しみを感じるのは、
それだけあなたが大切にしていた証です。

無理に抑えなくて大丈夫。
「悔しい」「許せない」と思うのは、
当たり前のことなのです。

3. 相手のレベルに、自分を合わせなくていい

裏切る人、傷つける人は、
相手がどんな気持ちでいたかなんて、
考えもしなかったのでしょう。

あなたは、そんな人たちよりずっと、人を大切にできる人です。

だからこそ、
同じ土俵に立って、
同じように誰かを傷つけてしまわないように——

あなたは、
「自分はもっと優しい世界を選べる」
そう信じていてください。

4. 今はまだ、立ち止まっていても大丈夫

「前を向かなきゃ」
「もう次に進まなきゃ」

そう思えなくても大丈夫です。
怒りや悲しみがあるなら、
今はその気持ちを抱えたままで、かまいません。

いつか、自然と少しだけ楽になれる日が来るはずです。
その時までは、無理に気持ちを切り替えなくて大丈夫。


「あなたが悪いわけじゃない」
この言葉を、どうか何度でも思い出してください。

傷つけた人たちより、
あなたのほうがずっと、
人を想い、人を信じられる強さを持っています。

だからこそ、
自分を責めず、
あなたのままで、また歩き出してほしいのです。