うまくいきそうになると、なぜか怖くなる
2025.06.25
ちゃんと好きな人なのに、
向こうが本気になってくれるほど、
心がざわついてくる。
「このまま進めばきっとうまくいく」
そう頭ではわかっているのに、
なぜか自分だけが一歩引いてしまう。
今回は、恋愛が順調に進みそうなときほど不安になってしまう人に向けて、
その心の奥にある感情を、4つの視点からそっとひも解いていきます。
1. 過去の恋の“痛み”がまだ癒えていないから
以前の恋で深く傷ついた経験があると、
「また同じようなことになったらどうしよう」という恐れが、
幸せの直前に顔を出します。
相手の優しさや本気度を受け取るたびに、
「信じていいの?」「裏切られたら?」と
過去の記憶が問いかけてくる。
でも、今の恋は“あの時”とは違う。
その不安を自分でわかってあげるだけでも、
少しずつ心は解けていきます。
2. 「幸せになる覚悟」ができていないこともある
恋愛がうまくいくということは、
“ちゃんと向き合う”責任が生まれるということ。
誰かに大切にされることって、
実はすごくパワーがいることなんです。
「このまま進んだら、もっと好きになってしまう」
「本気になったら、もう逃げられなくなる」
そんな“深く愛する覚悟”に、心が追いついていないだけかもしれません。
3. 幸せが“こわい”のは、それを失う想像までしてしまうから
誰かに大切にされると、
「もしもこの関係が終わったらどうしよう」
「失うくらいなら、最初から持たない方がいいかも」
と考えてしまうことがあります。
でも、まだ起きてもいない“未来の痛み”で、
今目の前にある幸せを遠ざけてしまうのは、あまりにももったいない。
不安があるのは、ちゃんと大切にしたい証拠。
まずは、その気持ちを抱えたままでいて大丈夫です。
4. それでも“続けたい”と思えるなら、もう大丈夫
恋は、完璧に準備が整ってから始まるものではありません。
迷いながら、不安を抱えながら、
それでも「この人と一緒にいたい」と思えるかどうか。
たとえ気持ちが揺れていても、
その“続けたい”という想いがあるなら、
もうあなたは、ちゃんと進みはじめているのです。
うまくいきそうな恋ほど、
なぜか怖くなることってあります。
でもその怖さは、
あなたが本気で恋と向き合っている証拠です。
逃げたくなる自分を責めずに、
「怖くても、大丈夫だよ」って、
まずは自分自身に声をかけてあげてください。
その一歩から、
本当の恋は動き出すのかもしれません。
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