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声の導き

先読みの心配り・先回りの「心配」

2022.09.25

みなさま、いつも大切な時間とご縁を頂き、ありがとうございます。

今回は、前回から続くお話です。

物事の捉え方や感性の違いから、予期せぬ誤解や不安を生むことを避ける考え方について、思考タイプをふまえた接し方と共に見ていきます。

前回のAさんとBさんの会話で、ご自身、または周りの方に当てはまるところがあると思われたら、参考になさってみてくださいね。

まずはBさんから。

Bさんは、以前のブログ記事でも触れた、男性的思考の持ち主です。おおらかで合理的な考え方が、時に「関心が薄い」「スルーされた」との誤解を招いてしまう一面も持ち合わせています。

例えば、特に何も言われなかったのに、時間が経ってから、連絡して欲しかった、のように言われ、戸惑ってしまうようなことです。

その時、もしかすると相手は、貴方が察してくれると信じ(願い)、あえて言わなかったのかもしれません。

もちろん、言われていないことを予測出来なかったことは、非ではありません。

しかし、貴方が想定もしていない事を相手が心の中で期待して、見えないところで落胆する前に、些細なことでも言葉を交わして意思を確認してみると、今まで以上に、相手の本音が聞き取れるようになります。

それは、気持ちのすれ違いを防ぐだけでなく、相手を安心させることにも繋がるのです。

まずは、一歩先をリードする感覚で、相手の気持ちに寄り添う声掛けを、貴方から始めてみると、今まで気づかなかった視点で、お互いを見ることが出来るようになっていきます。


次に、女性的思考型 Aさんの場合、

相手の事情が、常に自分の想像どおりとは限らないことにも意識を巡らせ、小さなことでも、出来るだけ具体的な言葉で伝えるようにしてみましょう。

貴方の心の中にある想いや願いは、いくら親しい相手でも、全てを的確に共有出来るとは限りません。

「こんな事を言って、変だと思われないかな、嫌われないかな…」と、先回りの心配をして、結果的に本意が伝わらず寂しい思いをするよりも、言葉を交わして伝えれば、無用な誤解も避けられ、相手が貴方の期待に応えやすくもなります。

まずは、自分の意図を理解してもらうことを優先しましょう。遠慮のし過ぎは禁物です。

ひとりで不安を抱えながら相手の洞察力に期待するより、貴方自身の言葉で、想いを伝えることを選びましょう。

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相手が分からない、と感じるならば、自分から理解するために必要な情報を探しに行く、

分かってくれない、と思うのなら、分かってもらいたい自分を表現することに意識を広げてみましょう。


先読みの心配りは、相手に心地よい快の気をもたらし、

先回りの不安は、相手の心にも影を落とす疑の気を植え付けます。

今までモヤモヤしながら抱えていた "心配" を、

これからは、相手と歩調を合わせるための "心配り" へと転化させていきましょう。

意思疎通の先手 、スマートに使いこなしてくださいね。

山吹

山吹(ヤマブキ)先生の記事