第三十六項 孔雀明王 (くじゃくみょうおう)
2024.03.10
2023.03.05
コメッターの皆様、茉途衣です。
本日は、祓詞のお話です。
先に、祓詞の意訳をご紹介します。
★★★★★★★
口に出してご尊名を申し上げるのも恐れ多い、
イザナギノ大神が、
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原で、
禊祓いをなされた時に、
お生まれになった祓戸の大神達よ、
様々な災難・罪・穢れが
ございましたら、
祓いお清めください
と申しますことをお聞き届けくださいませと、
畏れ多くも申し上げます。
★★★★★★★
日本、そして様々な神様をお産みになったイザナギノミコトという神様が、黄泉の国(死者の国)から帰ってきた後に、体の穢れを祓うために水で清めました。
その時に、アマテラスオオミカミやツクヨミノミコト、スサノオノミコト、その他たくさんの神様がお生まれになります。
その中に、瀬織津姫やその他3柱の神様からなる祓戸大神という私たちの罪や穢れを消し去ってくださる神様も生まれたとされます。(古事記や日本書紀ではその表記はありませんが)
その神様に、私たちの罪や穢れを祓ってくださいという意味を持つのが祓詞です。
祓詞の効果は、その役の中でも出て来たイザナギノミコトが禊を行ったのと同じように、私たちにまとわりつく災難・罪・穢れを取り払う、禊という効果があると考えられています。
神社に参拝しお参りをする際
神棚を拝む際
いずれにしても神前で、拝む際、自分の身を清めるという目的で活用します。
二拝(2回深くお辞儀)
↓
祓詞(もしくは大祓詞)を奏上
↓
二拝二拍手一拝
↓
唱え言葉
↓
真言
祓言葉は、祈祷の基本で、
浄化の意味なので、
普段から、嫌な気持ちなどなっていたら、
使えると便利ですよね。
★★★★★★★
掛けまくも畏き
かけまくもかしこき
伊邪那岐大神
いざなぎのおほかみ
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に
つくしのひむかのたちばなのをどのあはぎはらに
禊ぎ祓へ給ひし時に
みそぎはらへたまひしときに
生り坐せる祓戸の大神等
なりませるはらへどのおほかみたち
諸々の禍事・罪・穢
もろもろのまがごとつみけがれ
有らむをば
あらむをば
祓へ給ひ清め給へと
はらへたまひきよめたまへと
白すことを聞こし召せと
まをすことをきこしめせと
恐み恐みも白す
かしこみかしこみもまをす
★★★★★★★
祓詞のご利益は、
お清めです。
祓詞は、神前に立つときに、キレイにするというための祝詞です。
頭の隅にでもおいておいて、
なにかのせいでモヤモヤとかスッキリしないときに、
願い事をする前などに使っても大丈夫。
気持ちの切り替えに読むのにぴったりです。
コメッターの願望成就を応援しております。
茉途衣でした。
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