電話占いアトランティスロゴ

茉途衣祈祷塾

第三十一項 准胝観音菩薩(じゅんでいかんのんぼさつ)

2023.12.03

コメッターの皆様、茉途衣です。

本日は、准胝観音菩薩(じゅんでいかんのんぼさつ)のお話です。

准胝観音菩薩
両親の幸せを願う
功徳 深い慈悲心で人間界を導く諸仏の母。延命と夫婦和合、必要な知恵を与える功徳がある。
手印 准胝第二根本契
真言 オン シャレイ シュレイ ジュンテイ ソワカ

准胝観音(じゅんていかんのん)とは?
准胝仏母(じゅんていぶつも)・七倶胝仏母(しちくていぶつも)ともいいます。もとはヒンドゥー教の女神であるドゥルガーで、シヴァ神の妃とされています。とても美しい姿ですが、神々の武器を持って魔族を倒した戦いの女神です。そのため本来は女尊であり、観音ではないという指摘もあります。

仏教に取り入れられてからは慈悲深い清浄をもたらす神とされ、七倶胝仏母(しちぐていぶつぼ)ともいわれています。これは遙か過去より多くの仏を誕生させた仏の母という意味です。そのため、真言宗系では人道を救済する六観音(聖観音・千手観音・十一面観音・如意輪観音・馬頭観音・准胝観音)に数えられますが、天台宗系では准胝仏母といわれ如来に分類されています。不空羂索観音と合わせて七観音と呼ばれることもあります。

准胝観音(じゅんていかんのん)の像容
手は18本で3つ目の姿であることが多いです。中央の手は説法印と施無畏印をとります。また持ち物は武器や数珠、蓮華などを持っています。

茉途衣(マトイ)先生の記事