元カノの存在が気になる…不安な心を整えるための4つのステップ
2025.05.08
彼と付き合っているはずなのに、時々、彼の過去にいた「元カノ」の存在が気になってしまう。
スマホを覗いたわけでもないし、明確な証拠があるわけじゃないけれど――
彼の何気ない言葉や態度、SNSに残る“つながり”を見るたびに、心の奥でザワザワした感情が湧いてくる。
「もう過去の人だってわかってる。でも、どうしても引っかかってしまう…」
そんなふうに思ってしまうのは、あなただけではありません。
このコラムでは、彼の元カノの存在に心を乱されるとき、どうやってその不安と向き合い、自分らしさを取り戻していけばいいのか。4つのステップで、心を少しずつ整えるヒントをご紹介します。
ステップ1:その気持ちは自然なもの。まずは「気になってしまう自分」を受け入れて
元カノが気になる気持ちに襲われたとき、「こんなこと思っちゃダメ」と、自分の感情を否定してしまっていませんか?
でもそれは、心にとって逆効果。無理に抑えようとするほど、かえって苦しくなってしまいます。
「彼の過去が気になるのは、私が彼を大切に思っているからだ」
そうやって、自分の心の動きをやさしく認めてあげましょう。
感情を受け入れることは、心を整える第一歩です。
ステップ2:「過去」と「今」は違う。彼の“いま”を信じる視点を持つ
元カノは、彼の人生の中で一度は大切にしていた人かもしれません。
でも、彼がいま一緒にいるのは、あなたです。
人にはそれぞれ「過去」があります。思い出や出来事を消すことはできなくても、それは「今の気持ち」とは別のもの。
たとえば彼が元カノの話をしたとしても、それは未練ではなく、単なる昔話という場合もあります。
彼があなたを選び、今、そばにいるという事実に目を向けてみてください。
過去と今を分けて考えることで、気持ちが少し楽になるはずです。
ステップ3:彼との関係より先に、自分の「心の安心感」を育てる
不安になってしまうのは、彼のせいではなく、自分の中の「自信のなさ」が原因かもしれません。
「私より元カノの方が…」と比べてしまったり、「愛されていないのかも」と思い込んでしまうと、どんどん苦しくなります。
そんなときは、彼とのこれまでのやりとりや、あなた自身の魅力を思い出してみてください。
どんな時に彼が笑ってくれたか、どんな言葉をかけてくれたか――
それは、元カノにはない“あなたとの関係”があるという証です。
安心感は、彼からもらうだけでなく、自分の中にも育てていくことができます。
少しずつでいいので、自分にとっての「安心の材料」を増やしていきましょう。
ステップ4:モヤモヤを言葉にする。伝えることで、ふたりの距離が縮まることも
ずっと心にしまっていると、小さな不安がやがて大きな不満になってしまうこともあります。
だからこそ、思いきって彼に気持ちを伝えてみるのもひとつの方法です。
ただし、伝え方には少しだけ工夫が必要です。
「なんで元カノの話ばっかりするの?」という言い方ではなく、
「ちょっとだけ不安になっちゃって…」と、あなたの気持ちをやわらかく伝えてみましょう。
素直な想いを言葉にすることで、彼も「そんなふうに感じてたんだ」と気づいてくれるかもしれません。
お互いの心を知ることができれば、きっと絆はもっと深まります。
過去は変えられません。でも、「今ここにある関係」は、あなたの心のあり方で育てていくことができます。
元カノの存在に心を乱されてしまうのは、あなたが彼との未来を大切に思っている証です。
その優しさや不安に寄り添いながら、少しずつ「今の幸せ」に目を向けてみてください。