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ベスタ

2024.11.25

今日は小惑星ベスタについて書いてみます
西洋占星術で使う小惑星は、パラス、ジュノー、ベスタ、セレスとだいたい4つあります
他にも鑑定する小惑星はあるとは思いますが、この4つに限定されることが多いですね
その中で、ベスタはウェスタとも呼ばれているかまどの女神
このかまどの女神ベスタは、クロノスの娘で一度クロノスに飲み込まれた後、吐き出されたクロノスの長女
処女でいることを条件にかまどの神となりました
そのため、占星術では使命や献身を意味します

ベスタはローマの国を司る神で、キリスト教徒の皇帝に廃絶されるまでは大変に尊重されていました
ベスタ神殿には、たくさんの処女である巫女がいたという事です
ローマを建国したロムルスの母は、アルバ・ロンガという国の王女で、レア・シルウィアというベスタ神殿の巫女だったそうです
キリスト教は古い神々を祀ることを認めなかった、キリスト教だけしか認めなかったんですね
ベスタ神殿の女司祭は大きな力を持っていたという事ですので、邪魔だったのかもしれません

カトリックが女性の聖職者を認めないという事には深い理由があると思います
元々、ローマという国の神は女神で、女司祭が尊重されていて、権力や財産権を持っていたということ
タロットカードのⅡ女教皇がⅠ魔術師の次にあり、Ⅲの女帝の前という事には歴史というものが影響していたのかもしれません
母系制の否定、父系性による秩序の構築、タロットカードではⅣが皇帝でⅤが法王です
いつしかXX審判の日がやって来て、これまでの事がどうだったのか審判が下されるという事なのでしょうか
女教皇は自分にとって読みにくいカードでしたが、今は、はっきりとわかります
隠されていた古代の歴史が影にあるという事、ローマ数字で順序が記されているという意味、そして、一つだけアラビア数字で0とついているのが愚者です
愚者は、こういうローマ数字で記されている世界の外にあるんですね
魚座の時代は宗教の時代、水瓶座の時代は人類の進化と変革の時代なのかなと思っております

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