ワルプルギスの夜とルーン文字

2025.04.30

今日は、4月30日、ワルプルギスの夜が間もなくやってきますね
ワルプルギスの夜とは、簡単に説明すると魔女の祭り、サバトということ
様々な伝承がありますが、今日は北欧神話の主神オーディンとルーン文字についてかいてゆきたいと思います

オーディンが、世界樹ユグドラシルに逆さづりになって、ルーン文字を得てラグナロクという世界の終末に立ち向かうための知識を得たということですが、現在、ルーン文字は占いに使われる神秘的な文字となっております
ワルプルギスの夜に、このルーン文字を得たとされているため、4月30日から5月1日の夜には何か神秘があるようですね
ゲルマン神話だとこの話は、ヴォータンという神になっており、ヴォータンが水曜日Wednesdayの語源なのです
今日は水曜日で、ワルプルギスの夜は、たくさんの話題がありますけれども、直感的にルーン文字の話を書こうと思ったら、水曜日だったわけなのです

オーディンの逆さづりが、タロットカードの吊られた男の元になっていることもありますが、ルーン文字には、✕ギューフ)という愛を意味する文字がありますので、タロットカードの運命の輪Xとの関係について書いてみようと思ったのですよ
運命の輪の中の台風の目のような中心点にあるのが、愛だということ
そして、その愛は世俗的な愛であると同時に、神の愛でもあります
神様からのプレゼントには、吉も凶もありません
人間次第ではありますが、運命の輪はどちらかというと良い方向に向かう傾向がありますので、人定の転換点としてとらえるといいと思います

今日は、大潮なので、感情的になりやすかったり、心が不安定になりやすかったりするのですが、今まで気が付かなかったことに気がつきやすい日でもあります
北欧神話の生命の樹と言われるユグドラシルの意思が働いて、その恩恵としてオーディンは大いなる知識を得たのではないかと想像します
キリスト教が敵視した魔女に何か真実を知る鍵があると私は考察しておりまして、当時は民間療法や祈祷などで人々から頼りにされていた魔女たちが布教の邪魔だったのかな
女性から財産を取り上げて、自分のものにする企みが魔女狩りだったのかもしれません
善も悪も超越して、新時代の扉を開くパワーが今強くなっていますが、やはり、牡牛座はどんどん進むという感じではなくゆっくりと進んでいるように思います
このブルズゲートパワーを強めるものが✕ギューフ)ですよ
愛と協調、神々からの恩寵に対する感謝をもって、未来に向かって行きましょうね